さて、前回予告したとおり、今日の本題は、パーマカルチャーの理念に基づいて作られた、
Northey Street City Farmについて。

パーマカルチャーとは、オーストラリア発祥の理論で、パーマネント(permanent持続的・永久の)、アグリカルチャー(agriculture 農業)、カルチャー(文化)をかけ合わせてできた造語。
人間にとっての持続可能な暮らしをつくり出すためのデザイン体系のことです。
簡単に言うと、環境に負荷をかけず、自然と共生しながら生きて行くためにはどうしたらいいか?を考え実践していくこと。有機農業がこの理論の軸となっています。
ここ、Northey Street City Farmでは、“都市部に住みながら、いかに自分で野菜や果物などの食料を育て、持続可能な暮らしを送ることができるか?”、などをテーマにした初歩的なワークショップから、TEFEの(オーストラリアの州立の職業訓練専門学校)園芸コースや、パーマカルチャーの講師になるための資格取得コースまで受講することができるそうです。
Farm内には、毎週日曜日に開催されるオーガニックマーケットをはじめ、オーガニック・ガーデン、果樹園、苗床、コンポスト、ワーム・ファーム(ミミズのコンポスト)、チキントラクター(移動式ニワトリ小屋)などがあり、運営は、ボランティアの助けを借りて行われています。
有機農園などで労働力と食事・宿泊場所を交換する、
WWOOF(Willing Workers On Organic Farms)も、オーストラリアのオーガニックファームでは頻繁に募集しています。
それでは、ファームの中をのぞいてみましょう。
こちはらは、Edible Landscapes Nursery(苗床)。そして健康に育てられたオーガニックの苗たち。

成長中の苗。鉄網を被せて害虫の侵入を防ぎます。



Edible Landscapes Nurseryの入り口で目にした看板。納税しているブリスベン住民は、希望すれば毎年2本の木をブリスベン・カウンシルから無料でもらえるそうです。その苗がここで育てられているんですね。

こちらは、チキントラクターという移動式のニワトリ小屋です。ここでニワトリは雑草と害虫、そしてファーム内から出た生ごみを処理し、鶏が排出する糞は、土壌を改良してくれます。定期的にトラクターを移動して、土を肥やして行くんですね。なんと理にかなった循環システムなのでしょう!

Herb Spiralは、渦巻き型のハーブガーデン。高低差を持たせることによって水はけの違いを出していて上部には、乾いた土を好むもの、下部には湿気、日陰を好むものが植えられています。
これももちろんパーマカルチャーの手法です。
写真を撮り忘れてしまいました。実物をお見せできないのが残念・・・
オーガニック・ガーデンですくすく育つ植物たち。






オーストラリアに来てはじめて出逢ったパーマカルチャー。
これで未来図を描きたい!知れば知るほどそう感じてしまいます。
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